相続通信 2018年7月号
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自分の事は、自分にしかわからない!?

 

就活、婚活、妊活、終活・・・・・

いろいろな「活」がありますが、ここで取り上げたいのは「終活」です。

 

 俳優の中尾彬さんが終活の一つとしてトレードマークの「ねじねじ」を200本、奥様の池波志乃さんに捨てられたニュースを思い出して、人それぞれいろんな終活があるのだな~と感じています。

 単純に「終活」という言葉には明るいイメージがありませんが、これからの自分の人生をさらに充実させるために、又、家族のこれからの明るい未来を考える上での「終活」は、決してネガティブなものではないと思います。

 

今回、終活の一つとして注目したいのが「エンディングノート」です。

 「エンディングノート」については過去にも情報発信してきましたが、何件もの相続案件をやらせていただいた中で実感しているのが、タイトルにもある「自分の事は、自分にしかわからない」です。

 普段一緒に生活し、いろいろな情報を共有している家族でさえ、自分の事を何もかも100%知っているわけではありません。

 相続案件に絞ってお話しすると、亡くなった方に「どんな財産が」「どこに」「どれだけあるのか」や、「どんな思いを抱いていたんだろう?」など、ご家族が100%完璧に把握していて、スラスラと回答できるのは稀です。

  いろいろな資料や通帳などから「こんなものがあったんだ!!」とか、「あっ、そういえばお父さん言ってたな」とか、後から後から出てくることは多々あります。
生前からわかっていれば、もっともっと自分のために、そして家族のための終活ができると思います。
余計な税金を払うことを抑えられる場合もあります。
 きちんとしたエンディングノートである必要はありません。自分の財産や借金、考え方、家族への想いが、きちんと伝われば良いのです。
 この機会に是非とも、ご自身の身の回りのこと、ご家族のことを今一度見つめなおして、これから何をしなければいけないのか考えてみてはいかがでしょうか?

 何か少しでも行き詰ったら、何をしたらいいのか分からなくなったら、なんでもご相談に乗ります!! 

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